メナーデのドイツ映画八十八ケ所巡礼

メナーデとは酒と狂乱の神ディオニュソスを崇める巫女のことです。本ブログではドイツ映画を中心に一人のメナーデ(男ですが)が映画について語ります。独断に満ちていますが、基本冷静です(たまにメナーデらしく狂乱)。まずは88本を目指していきます。最近は止まっていましたが、気が向いたときに書いております。

2020-01-01から1年間の記事一覧

ナチ将校になりすます兵士の悪魔化(実話) ドイツ映画『小さな独裁者』

ナチス・ドイツもの 「ヒトラーの・・・」といったタイトルの映画が毎年のように日本でも現れる。『ヒトラーの贋札』『ヒトラーの忘れ物』などはどちらもヒトラーは一切出てこない。これらは映画自体の出来は良い(特に『忘れ物』)ので、タイトルのつけ方に…

James Iha: Let it come down

スマパン(The Smashing Pumpkins)のドラマーであるジミー・チェンバレンについては前に書いたが、今回はギタリストのジェイムズ・イハについて。 『メロンコリー』収録の名曲 „take me down“ The Smashing Pumpkins - Take Me Down 祖父が沖縄出身で日系3…

SlintのSpiderland ドキュメンタリーDVD

今日はアメリカのバンドSlintについて 大学生の頃色々聴き漁る中で、当時好きだったモグワイと近いスローコア、サッドコアみたいなくくりの中での有名バンドだった。 Tweez 発売日: 1989/01/01 メディア: MP3 ダウンロード ファーストアルバムはかのスティー…

ドイツ映画『50年後のボクたちは』 変な奴と友達になることのかけがえのなさ

アマゾンプライムのスターチャンネルで視聴。 ドイツのベストセラー『チック Tschick』の映画化、原題もTscick ちょっと「サイコ」な主人公が、もっとエキセントリックな転校生チック(ロシアからの転校生でアジア系)と友達になって一夏車でぶっ飛んだ経験…

ジミー・チェンバレン

Smashing Pumpkins(スマパン)について昨日書いたが、今日はそのドラマー、Jimmy Chaimberlinジミー・チェンバレンについても少し。 スマパンは稀有なバランスの上に成り立っていたバンドである。個人的な印象で簡単にまとめると・・・ ビリー・コーガン。…

スマパンとイエモン、1979の思い出

スマッシング・パンプキンズ、日本での略称スマパン。 90年代に一世を風靡するも、絶頂期のツアー厨二ドラマーのジミー・チェンバレンがドラッグで解雇になったあたりから徐々にボロボロな感じになって2000年に解散(ジミー抜きの『アドア』もいいアル…

このブログについて

こんにちは。このブログは筆者が観たもの、聞いたもの、読んだものについての感想、備忘録です。趣味の範囲で肩肘はらずに書いていきます。はじめたきっかけは足の骨折です。思うように動けないのはしんどい。 趣味 ロック音楽を聴く、ドラムを叩く、漫画を…