メナーデのドイツ映画八十八ケ所巡礼

メナーデとは酒と狂乱の神ディオニュソスを崇める巫女のことです。本ブログではドイツ映画を中心に一人のメナーデ(男ですが)が映画について語ります。独断に満ちていますが、基本冷静です(たまにメナーデらしく狂乱)。まずは88本を目指していきます。最近は止まっていましたが、気が向いたときに書いております。

黒人活動家とKKKメンバーの闘い 米映画『ベスト・オブ・エネミーズ』(日本劇場未上映作品) 

今回紹介するのは日本劇場未公開映画『ベスト・オブ・エネミーズ』

 

ベスト・オブ・エネミーズ ~価値ある闘い~ (字幕版)

ベスト・オブ・エネミーズ ~価値ある闘い~ (字幕版)

  • 発売日: 2019/12/04
  • メディア: Prime Video
 

 Amazon Primeでレンタル可能です。

 

アメリカでも2019年公開。飛行機でみました。実話ベースの良作。

舞台は1971年のアメリカ、ノースカロライナ州で当時黒人、白人の隔離政策がとられていました。

 

主人公は二人、黒人の公民権運動を進める黒人女性と、KKK会員の白人男性。

黒人が通う学校が火事になったことから、白人の学校への転校が議論される中で二人が次第に議論を交わしていく。

Wikipediaを見るとアメリカではそれほど評価されていないようですが、十分に観る価値のある良作です。

 

ベスト・オブ・エネミーズ -価値ある闘い- - Wikipedia

 

当時のKKKの雰囲気などが描かれていて面白いです。話も聞こうとしない敵だった二人が次第に「対話」するようになる過程はまさに「価値ある闘い」です。

実話ベースの映画です。必見!