女王蜂『HALF』
芸人のハライチのラジオ(TBSラジオ『ハライチのターン』)を愛聴しているが、オープニング曲がかっこいい。岩井の選曲とのことで、岩井がかける曲は少なからず注目していた。
そこに前から名前は気になっていたバンド女王蜂の『Half』がかかった。たしか『モテキ』に出ていたバンドである。
『HALF』の衝撃にyoutubeを開く。
イエローモンキーのボーカル吉井和哉が「同世代だったら嫉妬で狂ってた」といったようなことをどこかでコメントしていた。イエモンはデヴィッド・ボウイよろしく「異形」の仮装をしていた時期があったから、日本では生まれつき「異形」として見られるだろうアヴちゃんとその才能に嫉妬するということだろう。
この曲は、明らかに彼(ら)自身のことを歌っており、自分たちを肯定し鼓舞する歌。恨み節じゃなくて、「新しい普通の幸せ」を掴み取れるというエネルギーに揺さぶられる。ギターリフは、ライブで聞いたら泣いちゃうだろう。
とはいえ、ほとんどこの曲しか知らないので、もっと聞いてみたい。10代の時に聞いていたら夢中で追いかけていただろうなあ。
「ハーフ」についてはドイツと日本の「ハーフ」のサンドラ・ヘフェリン氏がキャッチーな議論を展開中。
【ダイジェスト】サンドラ・ヘフェリン氏:日本が「ハーフ」にとって生きづらい国だって知ってました?
ハーフが美人なんて妄想ですから!! 困った「純ジャパ」との闘いの日々 (中公新書ラクレ)
- 作者:サンドラ・ヘフェリン
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/07/11
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ドイツでは「小顔」は脳みそが足りないように受け取られてよろしくないらしい。
「小顔」ってニホンではホメ言葉なんだ!? ~ドイツ人が驚く日本の「日常」~
- 作者:サンドラ・ヘフェリン,流水 りんこ
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2015/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
などなど、こちらも面白いです。
紹介し忘れてましたが、ハライチのターンのオープニング曲は『夜のライン』でした。
(((さらうんど))) / 夜のライン (Music Video)