メナーデのドイツ映画八十八ケ所巡礼

メナーデとは酒と狂乱の神ディオニュソスを崇める巫女のことです。本ブログではドイツ映画を中心に一人のメナーデ(男ですが)が映画について語ります。独断に満ちていますが、基本冷静です(たまにメナーデらしく狂乱)。まずは88本を目指していきます。最近は止まっていましたが、気が向いたときに書いております。

移民

ドイツ映画『犯罪 幸運』 二人の恋人の「法外」の「幸福」 ドーリス・デリエ監督作品

『犯罪「幸運」』 2012年ドイツ映画 原題 „Glück“ (幸運) 監督ドーリス・デリエ、主演アルバ・ローアバハー、ヴィンツェンツ・キーファー 犯罪「幸運」 [DVD] 出版社/メーカー: オンリー・ハーツ 発売日: 2014/01/10 メディア: DVD パッケージを見て、ドイ…

初老ドイツ人女性とアラブ系移民の苦悩と愛 ドイツ映画『不安は魂を食い尽くす』

1974年、西ドイツ映画。原題 „Angst essen Seele auf“ ニュー・ジャーマン・シネマの旗手ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品。初老のドイツ人女性とアラブ系移民(出稼ぎ労働者)の恋と葛藤を描く。原題„Angst essen Seele auf“は、恋人のアラブ…