メナーデのドイツ映画八十八ケ所巡礼

メナーデとは酒と狂乱の神ディオニュソスを崇める巫女のことです。本ブログではドイツ映画を中心に一人のメナーデ(男ですが)が映画について語ります。独断に満ちていますが、基本冷静です(たまにメナーデらしく狂乱)。まずは88本を目指していきます。最近は止まっていましたが、気が向いたときに書いております。

歴史ドラマ

タイトルから何の映画かわからないのが残念・・・『シャトーブリアンからの手紙』(フォルカー・シュレンドルフ監督作)は地味だけどいい映画。アマゾン・プライム、U-Nextなどで視聴可能

『シャトーブリアンからの手紙』2011年、フランス・ドイツ映画(テレビ用映画)。ドイツ語原題 „Das Meer am Morgen“(『朝の海』) フォルカー・シュレンドルフ監督、90分。 シャトーブリアンからの手紙 [DVD] 発売日: 2015/05/02 メディア: DVD タイトルと…

3歳で成長を止めた子供が見る大人世界・・・『ブリキの太鼓』のエロ・グロ・ナンセンスと歴史の悲哀

『ブリキの太鼓』(原題 „Die Blechtrommel“)は1979年の西ドイツ・フランス、ポーランド、ユーゴスラビア製作の映画。監督はフォルカー・シュレンドルフ。原作はノーベル賞作家ギュンター・グラス。 ブリキの太鼓 -日本語吹替音声収録コレクターズ版- [Blu-…

ゲイの「狂王」の「憧れ」の美しさ 『ルートヴィヒ』 ドイツ名物ノイシュヴアンシュタイン城へ行く前に見る映画

原題 „Ludwig II.“ ルートヴィヒ2世 2012年、ドイツ映画 ルートヴィヒ(字幕版) 発売日: 2017/07/07 メディア: Prime Video ノイシュヴァンシュタイン城の王 バイエルン王ルートヴィヒ2世。ディズニーランド城のモデルとして有名なドイツの観光名所ノイシュ…