メナーデのドイツ映画八十八ケ所巡礼

メナーデとは酒と狂乱の神ディオニュソスを崇める巫女のことです。本ブログではドイツ映画を中心に一人のメナーデ(男ですが)が映画について語ります。独断に満ちていますが、基本冷静です(たまにメナーデらしく狂乱)。まずは88本を目指していきます。最近は止まっていましたが、気が向いたときに書いております。

2020-02-06から1日間の記事一覧

「童貞の怠け息子を甘やかすとヒトラーになりますよ・・・」『我が闘争ーー若き日のアドルフ・ヒトラー』(ドイツ映画)

2009年ドイツ映画 原題„Mein Kampf“ ジョージ・タボリによる劇作品『我が闘争』の映画化。原作とは大筋では一緒だが、演出などは異なるようである。主演はトム・シリング。『コーヒーをめぐる冒険』で各賞を受賞したドイツのスター俳優。 アマゾン・プライム…

話題作『ありがとうトニ・エルドマン』−−なぜこの映画が素晴らしいのかを解説。主演ザンドラ・ヒュラー。

2016年ドイツ映画 原題 Toni Erdmann 評価が分かれるだろう作品だが、個人的には久々の衝撃作で星5つ。 ありがとう、トニ・エルドマン(字幕版) 発売日: 2018/01/06 メディア: Prime Video 要点をまとめると ・コメディでもハートフル・ドラマでもない。 ・…